2008-01-01から1年間の記事一覧
『屍姫 赫』 - 第10話まで観た。1話で気になった主役の棒読みは、数話の間に改善。第8話のミナイの最後の言葉は不可解だけど、不可解だけに謎を残し、味がある。 『Fate/stay night』 - 最終話まで鑑賞。敵役達の毒気とケレン味はなかなか良い。あと、端役と…
久々にアニメを観る(Biglobeで年末年始の無料視聴フェアをやっているみたい)。 『地獄少女 三鼎』 13話まで観た。ありがちな評価だが、やはり第一作がいちばん面白く、シリーズが続くにつれて面白さが減っているように思う。こういう評価って、新鮮さが減…
戦争の原因というのは、一般論としても、各論としてもよく分からない。なぜ第二次大戦は始まったのか? ドイツの「突然」*1の進行から始まった。では、ドイツはなぜ突然進行を始めたのか? ベルサイユ体制の打破? ブロック経済の打破? アメリカの南北戦争…
直感的な意味における「パソコンの起動速度」というのは、ユーザーインターフェースに「サクサク反応する」ということが重要だ。で、この「サクサク反応する」の最大の障害になっているのは、HDDへのアクセス速度ではないだろうか*1。結局、PCは起動させたま…
農耕民族において、農耕そのもの、あるいは豊作そのものをダイレクトに司る神、神意が生活上最も重要な神であるはずだと思うのだが、そのものズバリの農耕神が大活躍する神話というのは少ないように思う。オオゲツヒメは、たぶん日本神話においてもっとも有…
オリジナルの直観主義とは、ある論理観ではなく、ある数学観である。そして、今となっては、それは「構成的数学観」と呼ぶほうが分かりやすい。この「構成的数学観」において、ある数学的命題の証明とは、ある構成方法のことである。例えば、全ての自然数に…
デイヴィドソンの思想・理論、あるいは彼の「実在論」が、分かったような気がする。現代英米哲学で、「実在論」という言葉は、奇妙な、一見は関係なさそうな二つの意味で使われているように思う: 素朴な、あるいは直感的ないみで、ある種の存在者が「実在」…
『法の帝国』を読みなおさないとよく分からないな、と思いつつ… 「唯一の正しい答え」テーゼについて 「唯一の正しい答え」テーゼは、結局のところ、 法の解釈は合理的になしえる 法の解釈において援用できる合理性、根拠には限界がない(形式論理的な意味で…
法哲学者ドナルド・ドゥウォーキンの議論に、若干の疑問がある: (ドゥウォーキンの議論において)法と正義の関係はどうなっているのか? (ドゥウォーキンの議論において)正義に「唯一の正しい答え」はないのか? この二つの問題についてドゥウォーキンは…
分析哲学の内容は多様だが、存在論であろうと、メタ倫理学であろうと、数学の哲学であろうと、自然言語の意味論を自然主義的に*1構築するという大きなプロジェクトとの関わりを意識しないと意味が分からなくなる。それは、自然言語の意味論を自然主義的に構…
ギリシア教父の時代以来、キリスト教神学には理性による知識と啓示による知識の二項対立がある。ユダヤ教が、キリスト教、そしてイスラム教や(一部の?)教派神道と同じく「啓示宗教」と呼ばれるように、啓示による知識というアイデアは、キリスト教独自の…
パトナムの自然な実在論とは、「私に見えている世界」と「ほんとうにある世界」を区別する必要がない、というよりも、とくに理由がないのであれば区別する必要がない、という立場ではないかと思う(というか、そうだとすれば、理解できる)。中庭に横倒しに…
多くの国民が違法(不適法)だと考えていることはその大部分が実際に違法なのであり、多くの国民が合法(適法)だと考えていることはその大部分が実際に合法なのである。そうでなければ、国民の遵法責務を肯定しようがないように思える。むろん、国民の遵法…
パトナムの意味の外在説が良く理解できている自信はないが、どうも、ある意味ではフレーゲやヴィドゲンシュタインより後退しているのではないかと思う*1。フレーゲやヴィドゲンシュタイン*2の議論にしたがえば、文の意味は端的に外在的である。フレーゲによ…
功利主義への批判に、サバイバル・ロッタリーがある。しかし、サバイバル・ロッタリーにせよ、他の功利主義への批判となる思考実験にせよ、どれもこれも現在の僕たちからはあまりにかけ離れたメンタリティを持つ人々を想定した議論になっている。快楽殺人者…
偉大なるカントやその他の人々に抗して、規範の知識とは経験的知識であり、それに反すれば自分にとって悪いことが起こるという予測である、という考え方にここ数日魅力を感じている。つまり、「殺人が悪いのは、それを行えば警察に捕まるからだ」*1という類…
デカルトたち合理主義者にとって、思考の評価基準は、明晰さと自明性であった。これは、思考の内在的な性質であって、その思考をしている本人には直接分かるし、本人以外には、少なくとも本人のようには直接知ることができない。心の中の像が、まるで焦点の…
断る必要もないけど、僕の書いていることを信用しないように。この雑記は「思いついたこと」の記録として書いているので。
僕は、やはり、いわゆる主義としての「相対主義」をあまり支持する気にはなれない。たしかに、事実として、いろいろと相対的なものはある。富士山はエベレストよりも低いが、大雪山よりも低くない。ここに相対性があるが、しかし、これが何か驚くべきような…
「オレは、自分の意見をはっきりと主張するが、間違っていると分かったときには、きちんと訂正して、謝罪する」と積極的に表明している人が、本当に訂正や謝罪をしたことは、ほとんど見たことない。
ポパーの反証主義は、検証の全体性、観察の理論負荷性によって否定されるといわれる。これに対して、ポパーは観察の理論負荷性の認めていると再反論される。さて、ポパーはたしかに観察の理論負荷性を認めているが、その解決をどこで実験条件や背景理論への…
法学方法論には、論理(ないしは論理学)を敵視するような議論もある。しかし、「論理」の概念をどのくらい広く取るかにもよるが、「論理」の概念を十分に広くとれば、論理や論理学に反対する理由はよく分からない。現代論理学は、古典論理にこだわっている…
自分の信念が常に間違っていないと考えている人は、狂人である。つまり、「自分が持っている信念が全て正しい」という一般的なメタ信念を持っている人は、正気だとは思えない。しかし、自分が持っている個々の信念のどれについても「その信念は正しい」とい…
論理とは何か? という前に、「それは非論理的だ!」という非難について考えてみよう。 何らかの主張に対して、それが非論理的だという非難は頻繁に行われるが*1、非論理的だという非難の正当だと思える使い方には二つある。一つは、ある主張が矛盾を起こし…
電波は尽きることなく湧いてくる。
村社会を飛び出して、市民社会に到達していない奴、多すぎ。市民社会だって、慣習・伝統・常識・地位・権威・多数決が重視されるってことは、村社会と変わりない。
ポルノが男による女の支配構造を描写しており、そのため、その支配構造の固定化を招いているので規制するというならば、旧約聖書も発禁にしてください。あと、記紀とかも発禁ですね。一部の娯楽だけ目の敵にするのはやめて下さい。娯楽として受容されている…
私は、因果法則としての道徳的応報を信じません。 すなわち、善悪、正義・不正義といった事物、事態、あるいは行為のクラスが、それが -快を善とみなす功利主義のように- より自然主義的な物理的性質のクラスと同定されない限り、また私達人間の精神による判…
友人から、「無限に金があったら何をしたいか?」と聞かれて、考えてみた。うーん、いろいろあるけど、中央アジアか、アフリカかどこかで独裁者になって、リアル・シムシティをやりたいな。工場作って、学校作って、病院作って・・・と考えていたら、自分がクメ…
漢はシンプルにsus4だと思います。 11thとか、リッチすぎます。イケメンさんが使って、きゃーきゃーいわれてください。 オーギュメントとか謎です。 「トライアドと7th以外、いけいないと思います。テンションとか下品です」とか言ってくれるツンデレを探し…