2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

FizzBuzz

Arrowを使いまくる形に変形しようと思ったんだけど、なんか、非本質的なところであまりに苦労しているので、変形前のFizzBuzz関数: module Main where import Control.Arrow fizzbuzz :: [(Int, String)] -> [Int] -> [String] fizzbuzz = map . step step :…

Control.Arrow (3)

http://d.hatena.ne.jp/mzsms/20091120/1258666488 のつづき。 fizzbuzz関数 (|||)の使いどころが分からなかったので、次のような関数を書いてみた: Prelude> :l FizzBuzz.hs [1 of 1] Compiling FizzBuzz ( FizzBuzz.hs, interpreted ) Ok, modules loaded:…

Control.Arrow (2)

http://d.hatena.ne.jp/mzsms/20091119/1258657366 のつづき。 階乗 このエントリ全体がそうですが、この節はとくに、http://d.hatena.ne.jp/takkan_m/20070905/1189001272 を参考にしました。ここまでの道具立てで、階乗関数が書けるので、階乗関数を書いて…

Control.Arrow

http://www.nicovideo.jp/watch/sm5103132 で、Haskell(というかGHC?)のControl.Arrowに関心を持ったので、すこしいじってみた。 loop その1 まず、理解が難しいloopから。なぜなら、どうもArrowを使うときにはトップダウンで考えないとわけが分からなくなる…

実在・道徳

今日、一日、次のような考え方を考えてみていた:まず、手で変形させられる、叩けば音がするなどなどといったことの他に、それとは別に、「実在する」といった性質、状態、あるいはその他の何かがあるわけではない。こういったからといって、日常的な五感で…

親鸞のダークサイド

僕は死後の魂を信じていないし、西方浄土も、阿弥陀仏の本願も信じていない。なので、親鸞の教説に従いはしない。しかし、それでも、日本人で最大の思想家は誰かといわれれば、僕の知る限りは親鸞だと答えるし、無人島に持っていく本はと聞かれれば、そのナ…

萌える高僧伝

最澄 - 委員長兼図書委員。メガネ。クラスのほとんどから信望を集めているのだが、苦労性で、ときどき老けてみえる。クラス対抗ソフトボール大会では、二番でキャッチャー。事実上の監督も兼ねる。 空海 - 天真爛漫、成績優秀、学問・芸術・スポーツなんでも…

実在

リチャード・ローティが次のような話を紹介していたように思う。しかし、記憶が定かではないこともあって、僕が自由に脚色して、架空の例として書く。ある物理学者が、存在論的相対主義者、反実在論者と論争し、ついにテーブルをドンドン叩きながら、「この…

ディヴィドソン

何度読み返しても十分に分かった気がしない、ディヴィドソン。また、ひとつ、こう理解してはどうだろうか、というのが思いついた。まず、直示の意味論、存在論、真理論というのを考える。つまり、語の意味の原型とは、「○○とは、それのこと」と指差して教え…

霊性

『禅入門―カトリック修道女の歩んだ道』*1を読んだ。気になる章からあちらこちらという読み方なので、通読していないけど。カトリックの修道女である著者が、禅の入門的解説と勧誘として、禅の霊性(「東洋的霊性」という言い方もしている)の説明を行ってい…