富野由悠季の女性観

それほど詳しくもないけど,昨日考えてみたことのメモ。富野由悠季の女性観は,次の三点で特徴付けられる;

  1. 女は不可解で恐ろしい。
  2. 女に劣等感を持っている。
  3. 女が大好きだ。

この三点が相互に影響しあって,女をより不可解で,恐ろしいものにする。怖いものなのに魅了されるなんて,いかにも悪魔的だから。劣等感を増幅する。恐怖しながらも大好きな自分を止められないし,見透かされているような気がするから。そして,そういったことが,女をより神秘的にする。

うん,この女性観はよく分かる。もしかしたら,男の女性観の典型の一つかもしれない*1。でも,40歳を越えてこの女性観ではキモいだろ,とも思う。

*1:でも,女自身が,こういった女性観をもつことは考えにくい。論理的にありえないとまでいえるかは疑問だけど,そもそもの構造からして男が持ちやすく,女が持ちがたい女性観だとはいえるだろう。そう言った意味で,これは「客観的」で「フェア」な女性観ではない。